ペットの似顔絵グッズを探してみると、マグカップ、キャンバス、キーホルダー、クッションカバーと、驚くほど多くの選択肢が出てくる。写真をそのまま印刷したものもあれば、誰かがいったんイラストとして描き起こしてから商品にするものもある。
どれも「似顔絵グッズ」という同じ言葉でくくられているのに、中身はまるで違う。写真をそのまま写し取るか、いったん誰かの手で描き直すか。その違いは、届いたときの見た目だけでなく、着たり洗ったりを重ねたあとの見え方にまで響いてくる。
似顔絵は、写真の「写し」ではなく「解釈」
似顔絵という言葉が指しているのは、写真そのものではない。誰かがその写真を見て、輪郭や表情の特徴を拾い上げ、あらためて描き直したものだ。
tricopetのニットデザインも、実はこの意味で似顔絵に近い工程を経ている。ペットの写真は、外注のイラストレーターの手によって、糸で編み込むためのドット絵(Artwork)に変換される。写真からドット絵を自動でつくる仕組みは今のところなく、一枚ずつ人の手で描き起こされている。
4色までという制約が、似顔絵らしさをつくる
tricopetの製法はインターシャニットと呼ばれ、糸を4色まで使い分けて編み込む。写真の毛色をそのまま再現するのではなく、限られた色の中で何を残し、何を省くかを選ぶ作業になる。

描いた似顔絵を、糸で残すという選択
紙やプリントに残す似顔絵グッズと大きく違うのは、絵そのものが糸に編み込まれている点だ。プリントは洗濯を繰り返すと表面から少しずつ剥がれていくことがあるが、編み込みは糸自体が模様を作っているため、着ても洗ってもデザインが薄れていく心配がない。
似顔絵を「飾る」のではなく「身につける」。tricopetが似顔絵グッズの選択肢のひとつとして成立しているのは、この一点による。
似顔絵をどこに、どれくらいの大きさで描くか
実際にデザインを起こす段階では、似顔絵をどこに、どれくらいの大きさで配置するかを選べる。
| デザイン種別 | 似顔絵の見え方 |
|---|---|
| ビッグフェイス | 顔を正面から大きく配置する型。表情を主役にしたい人向け |
| ワンポイント | 胸元に小さく添える型。さりげなく持たせたい人向け |
| フルボディー | 立ち姿や全身のシルエットを描く型。体格や仕草の特徴を残したい人向け |
| フルデザイン | セーター全体に柄として展開する型。似顔絵というより模様として楽しみたい人向け |

相談から届くまで
ここまでの工程は、実際には公式LINEのデザイン相談から始まる。写真を送り、アイテムやカラー、サイズを相談しながらCanvaで下書きを作ってもらい、そこから正式なArtworkが起こされる。
下書き後の修正は何度でもできる。ただし、写真そのものの差し替えや、セーターのカラー変更は途中からはできない。
Artworkが確定してから手元に届くまでは、製造・配送を含めて約4週間が目安になる。似顔絵ニットを着るのは飼い主自身なので、サイズもユニセックスで3XSから3XLまで、キッズは8歳から14歳までの中から選べる。
よくある質問
Q. 写真をそのまま印刷するグッズと何が違いますか?
tricopetのニットは写真をそのまま印刷するのではなく、イラストレーターが4色までの糸で編み込めるデザインに描き起こす。プリントのように表面に乗せるのではなく、糸そのものが模様になっているため、洗濯を重ねても図柄が薄れにくい。
Q. 似顔絵はどうやって作られますか?
公式LINEで写真を送ってデザイン相談を行い、Canvaでの下書きを経て、外注のイラストレーターが正式なArtwork(ドット絵)を作成する。写真から自動で作る仕組みは現状なく、人の手で1点ずつ描き起こしている。
Q. デザインの修正は何度でもできますか?
下書き後の修正は何度でも可能。ただし、途中から写真そのものを差し替えたり、セーターのカラーを変更したりすることはできない。
Q. 注文してからどれくらいで届きますか?
Artwork確定から製造・配送を含めて約4週間が目安になる。
Q. サイズはどれくらい展開していますか?
ユニセックスで3XSから3XLまで、キッズは8歳から14歳までの展開がある。
「似顔絵グッズ」という同じ言葉の中に、印刷して飾るものと、糸に編み込んで着るものが並んでいる。写真をどう解釈してもらいたいか、そしてそれをどこに残したいか。
実際のデザイン事例はデザイン事例集①やデザイン事例集③でも紹介している。うちの子グッズ一覧を見る