
顔や全身をそのまま写し取るデザインは、事例集①ですでに紹介しました。恐竜や熊ストライプのような総柄も、事例集③で見てきた通りです。では、うちの子自身ではなく、うちの子と過ごした「場所」や「季節」をモチーフにするという選び方があるのをご存じでしょうか。
制作デザイン集(content-assets.md §1)には、東京タワー、キャンプ、波、貝殻シェル、椰子の木という名前のテーマ例が残っています。前回までの事例集ではまだ扱っていない実例で、旅行やアウトドアの記憶をデザインの起点にしたい方の参考になるはずです。
旅先の記憶を、柄として身につける
フルデザインは、うちの子の顔や全身をそのまま写し取るのではなく、生地全体を柄として構成するデザイン種別です(design-showcase-3で紹介済み)。今回のテーマ例に共通するのは、動物モチーフではなく、旅行やアウトドアの記憶を思わせる情景がモチーフになっている点です。
東京タワーやキャンプ(テント)は、旅行やお出かけそのものを思い出させるモチーフです。波・貝殻シェル・椰子の木は、海辺のリゾートを思わせる情景として並びます。
なお、以下のテーマ例と「フルデザイン」の紐づけは、テーマの性質にもとづく編集上の紹介です。個々のテーマが実際にすべてフルデザインとして制作されたことを記録した一次データではない点はご了承ください。
街のモチーフを柄にする — 東京タワー・キャンプ
東京タワーとキャンプ(テント)は、輪郭のはっきりした建物やテントの形をシルエットとして編み込んだときに認識しやすいという特徴があります。
海辺の情景を柄にする — 波・貝殻シェル・椰子の木
波・貝殻シェル・椰子の木は、いずれも海辺のリゾートを思わせるテーマ例です。
波は線の連なりとして、貝殻シェルは輪郭のはっきりした形として、椰子の木は葉の広がりとして、それぞれ違う表現になります。
4色までの制約と、情景モチーフの向き合い方
ここでも気になるのは色数です。tricopetのインターシャニット製法では、デザインに使える色は4色までという制約があります(business-master.md §4)。動物の毛色を再現するのとは違い、東京タワーや波、椰子の木のような情景モチーフは、そもそも何色で表現するかを自由に決められます。
波なら水色と生成りの2色、椰子の木ならグリーンと砂色、といったように、限られた色数の中でどの色を選ぶかが、そのままデザインの印象を決めます。色数の少なさは制約であると同時に、情景モチーフでは配色そのものを楽しむ条件にもなります。
デザインはLINE相談で一緒に決められる
進め方は他のデザイン種別と同じです。公式LINEでのデザイン相談を起点に、参考イメージの共有、下書き確認、正式なデザイン(Artwork)の作成、修正を経て注文に進みます(business-master.md §5)。東京タワーや波のように具体的なモチーフのイメージがある場合は、参考画像を用意しておくと、4色の中でどう再現するかの相談がスムーズです。
写真をそのまま写す事例はデザイン事例集①、動物モチーフの総柄はデザイン事例集③でも紹介しています。
まとめ
- 東京タワー・キャンプ・波・貝殻シェル・椰子の木は、動物モチーフとは違う、旅行やアウトドアの情景をモチーフにしたテーマ例
- 東京タワーやキャンプは「特定の場所・時間」、波や貝殻シェル、椰子の木は「海辺という情景」をモチーフにする発想
- インターシャニット製法の4色制約は、情景モチーフでは配色の選び方そのものを楽しむ条件になる
- どのモチーフを選んでも、着るのは常に飼い主自身。決め方はLINEでのデザイン相談から
うちの子との旅の記憶を、写真とは違う形で残してみたい方は、まずは公式LINEで相談してみてください。